スペイン旅行記―1日目

ainokaze9392005-09-23

待ちに待ったスペイン旅行。
朝5時に起きる予定が4時に起きてしまい、ネットサーフィンをしながら時間を潰し、朝6時に出発。
福地さんが新宿駅まで見送ってくれた。相変わらず創作の話で盛り上がる。○○の作品は××だとか(伏字にしておきます)。
新宿で福地さんと別れ、7時の成田エクスプレスに乗り、スペイン語の単語集を眺めたりしながら弁当を食べ、これからの旅行に備えた。
8時40分に成田空港着。携帯電話を受け取ってスカンジナビア航空のカウンターへ向かう途中、友人Oから電話。先についていたらしい。
すぐに二人チェックインを済ませ、出国審査を済ませるとそこは日本の中の外国。免税店があちらこちらにある、消費税とは無縁の世界だ。近くのレストランでさっそく出国の乾杯をした。
両替は¥30000が210ユーロになった。少ないかとも思ったが、足りなければ両替をすればいいのだノープロブレム。
少し早くゲートについてしまったが、友人と話をしながら時間を過ごせばそれほど時間は気にならなかった。

11時過ぎに搭乗開始、そして11時45分に俺たちは期待と少しの不安を抱えながら成田を飛び立った。
ここからは11時間半のフライト。サービスで出てくるビールはデンマークコペンハーゲンの代表的な「カールスバーグ」「ツボー」だ。友人曰く薄いビールだというが、現地で飲むと炭酸も強くインパクトのある味なのだ。
飛行機にはゲーム機が備わっており、シャンハイを2人で競うようにしてプレイした。レベルが3段階あり、友人がニ時間半ほどでレベル1をクリアし、その後にもう1回クリアして勝ち誇っていたが、四時間ほどで俺もクリア。その後レベル2もクリアしてしまい、逆転。友人はそれが悔しかったのか何度もプレイし、結局コペンハーゲンまで熱戦は繰り広げられ、あっというまのフライトであった。15時55分(日本時間22時55分)到着。

コペンハーゲンでは乗り継ぎカウンターでチェックインを済ませると、多少時間があったのでカフェテリアで軽食タイム。
友人は久しぶりのタバコを旨そうにすっていた。俺はビールとデンマーク名物のホットドックを頂く。8ユーロ。
搭乗時間が近づいたので少し急いで歩いていったら、まだ始まっていなかった。
乗り継ぎの飛行機はスパンエアー。小さい飛行機で3列×2の配置。なぜか妙に暑い。飛行機の案内もスペイン語だ。
飛行機は17時20分離陸の予定が、なぜか17時40分まで搭乗が続き、出発。ここらへんは時間にルーズなスペインっぽい。
ここでまた食事だと思ったら、ワゴンの進みが妙に遅い。良く見たら乗客がお金を支払っている。これまで2回の機内食コペンハーゲンでも食事をしていたので、有料ならいらないよとパスすることにした。

マドリード・バラハス空港には定刻よりも早い20時20分に到着。
しかし、友人が預けた荷物がどこから出てくるのかわからない。lost and foundのカウンターで聞いたら、別ターミナルだというではないか。一旦外に出て、それから別ターミナルの中に入ったところ、コペンハーゲンの文字を発見。ほっと一安心だが、出口から空港の中に難なく入れるのはセキュリティはどうなのかと…。
無事空港から出た俺たちは、タクシーでホテルまで向かう。
初めて発したスペイン語は、
"Quisiera ir a Hotel Carlton, cerca de estacion de Atocha."(アトーチャ駅近くのホテル「カールトン」に行きたい)
場所がわからなかったのか言葉が分からなかったのか、Hotel Carlton?と聞き返してきたので、地図を見せたら納得してくれた。
タクシーに乗ってから、メーターが動いているか、方向はあっているかを確認しながら、少し緊張して乗っていたが、道が空いていたせいか15分でアトーチャ駅まで進み、駅前を回りこんですぐにホテル前に到着した。
料金も相場通りで問題なし、運転手が周りを警戒しながらトランクを開けてくれた。良心的な運転手だ。タクシー代20ユーロ。

ホテルでもスペイン語でチェックインしようとして、名前を告げて予約している旨を伝え、バウチャーを出し、パスポートを出すように言われて出したところまではよかったが、予約したクレジットカードの番号を知りたいというのがわからなかったが、English?と言われたので英語が分かるのだとほっと一安心。なんとかしてチェックインが終わった。
ホテルに到着したのは22時。日本時間なら翌朝5時である。
ルームサービスで夕食を頼み(これも英語で大丈夫だった)、ビールで到着を祝い、シャワーを浴びて寝た。
波乱万丈の旅行・1日目。もう日付が変わる24時になっていた。